メニュー写真と実物との違い
メニューを見て注文したら実物がメニュー写真と違い貧弱だったという経験があります。
このことはインターネット通販でもあります。
インターネット通販は実物を見て購入できないので、写真が顧客を誘引する大きな要素になります。
送ってきたら写真と違っていたなんてよく聞く話しです。
逆の話もありえます。写真より実物の方が良かった なんて話もありそうですが、この手の話はほとんど聞いた覚えはありません。
最近ではコメダ珈琲のケースがインターネットニュースで紹介されていました。注文したらデカくてビックリしたとか。確かにあのメニュー写真では大きさ判りませんよね。
こういう何気ない話の中に経営のヒントがあるのではと思っています。
商品開発あれこれ
商品開発について、既存のデータからあれこれとヒントを得て開発する場合とそうでない場合がある。
よく知られている方法は、消費者の中から選ばれた人達に雑談させ商品開発のヒントを得るとか。アンケートを収集するとか。
最近では、ヤフーなどがインターネットで得たデータを参考にヒントを得るとかあるようだ。
ホンダの中興の祖である藤沢武夫は、そういう既存のデータでは革新的な商品を開発はできないと感じていたようだ。
彼が好んだのは、真っ暗な事務所に一人居て大好きなオペラを聴き瞑想することとか。
ただ藤沢武夫のやり方は誰でもできる話ではないかもしれない。彼の天才的な能力が成せる業とも感じる。
ただ、藤沢武夫のやり方に近いやり方をして成功したのはアップル創業者のジョブズではないかと思う。ジョブズが藤沢武夫の発想法を知っていたかどうか知らないけれど、禅の世界が好きだったジョブズならばあり得るだろうと思う。
天才とは異なる人達は、やはり既存のデータを分析してヒントを得ることが一般的なんだろう。