商品開発あれこれ
商品開発について、既存のデータからあれこれとヒントを得て開発する場合とそうでない場合がある。
よく知られている方法は、消費者の中から選ばれた人達に雑談させ商品開発のヒントを得るとか。アンケートを収集するとか。
最近では、ヤフーなどがインターネットで得たデータを参考にヒントを得るとかあるようだ。
ホンダの中興の祖である藤沢武夫は、そういう既存のデータでは革新的な商品を開発はできないと感じていたようだ。
彼が好んだのは、真っ暗な事務所に一人居て大好きなオペラを聴き瞑想することとか。
ただ藤沢武夫のやり方は誰でもできる話ではないかもしれない。彼の天才的な能力が成せる業とも感じる。
ただ、藤沢武夫のやり方に近いやり方をして成功したのはアップル創業者のジョブズではないかと思う。ジョブズが藤沢武夫の発想法を知っていたかどうか知らないけれど、禅の世界が好きだったジョブズならばあり得るだろうと思う。
天才とは異なる人達は、やはり既存のデータを分析してヒントを得ることが一般的なんだろう。